自分も子ども「甘やかしちゃだめ!」って思ってない?他人の子育てが許せない本当の理由|mamacoのつぶやき
こんにちは、mamacoです!
「甘やかしちゃだめ!」そう思うこと、ありますよね。実は「甘やかし」じゃなくて、「甘えさせ」だったりもするのに。
そう思ってしまうのって、実はママ自身の幼少期の経験が原因だったりもするんです。
わたしには3つ下の妹がいるのですが、幼い頃うまく甘えられなかったんです。
「お姉ちゃんだから」って直接言われた記憶はないけれど、典型的な長女気質もあって、自分に「甘えちゃだめ」と勝手に課してた。
大人になって母から聞いた話だと、「あまり手がかからなかった」って。
たぶん無意識に「いいこちゃん」を演じてたんだと思います。実際は、めっちゃ怒られてたけどね(笑)。
だから、「甘えている子ども」を見ると、すごくイライラしてしまった。
幼稚園教諭や保育士をしていた頃も、もちろん態度には出さないけれど、甘えてくる子に対して、内心腹が立っていたと思います。
でも、「甘えさせることが大事」だっていう知識はあったから、先生時代は子どもたちをたくさん甘えさせてきました。
でもそれって、頭では理解してたけど、心ではわかってなかったんですよね。
2年前、完璧主義をやめようと決めた頃から、「固定観念を手放そう」って意識して日々過ごしてきました。
育児本も心理の本もたくさん読んで、自分なりに考えを整理して、実践してきた今だからこそ、「甘えること」「甘えさせること」の本当の意味がやっとわかってきた気がします。
わたし自身、人に甘えないこと、頼らないことを美徳にして生きてきて…正直、すごく生きづらかった。
だからこそ、娘には甘えることを我慢してほしくない。
「抱っこ」って言えないような、そんな抑圧された子育てはしたくないし、子どもがいつまでもなんでも言える親でありたい。
ただ——
いつまでも抱っこできるわけじゃないし、親にだって気持ちがある。
だから、全部を受け入れる必要はないと思う。
「今は抱っこしたくないな」って伝えたっていいし、「重いから座って抱っこでもいい?」って聞いてもいい。
親だって、親である前に一人の人間。
だから、子どもを“子ども扱い”しないで、自分の気持ちもちゃんと伝える。
「子どものために」と自己犠牲しない。
自分を大切にして、甘やかしてあげることで、自然と「子どものために〇〇したい」が湧いてくる。
それって実は、「子どものために何かしたいと思っている自分のため」なんだよね。
そう思えたら、子どもが思い通りに反応しなくても、がっかりしたり腹が立ったりしない。
だって、それは“自分のため”にやったことだから。
自分で自分の機嫌をとれる人って、すごく強いと思う。
自分にやさしくなれたとき、子育てはきっと、もっとラクになるし、他人にもやさしくなれる。
「まずは自分を大切にするってどんなことだろう」と考えることから、はじめてみませんか?
追記:
▼こちらの記事もちょっと興味深いです!
https://gkp-koushiki.gakken.jp/2015/05/14/16699/ 自分を許せない人は、 相手も許せない。 | (株)Gakken公式ブログ
特に、「好きなことをする自分も許す」という部分。 「(母親なんだから)好きなことをして生きちゃだめだ」と自分に言い聞かせているから、他人が好きなことをして生きているの許せない。なんてこともありそうですね。
最後の、「自分を許せない人は、まず自分の母親が許せません。」以降の部分は筆者の思い込みな気もします。
わたしはちょっと違う気がしています。
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